日本人は忘れてしまったのでしょうか？
地域の生産者が作った作物や器を使って食生活を送っていたことを
大量生産・大量消費が行われることで私たちの生活は豊かになってきました。物流の仕組みが整い、流通のシイステムが変わりさまざまな商品が手に入る世の中になりました。
しかし、その反面、地域に根付いていた食文化が崩れ始めていたことに、私たちは気づきませんでした。今、「食」について、もう一度考え直す時期に来ているのではないか？
私たちはそう考え、古来より伝承されてきた地域の味や食の文化を蘇らせ未来に受け渡すことを意図して「日本の「食」を考える」プロジェクト、食考プロジェクトを始動させました。
先人の培ってこられた「食」というものを見直すことで地域に根付いた技術、地域が生み出す素材を大切にし地域でしか味わうことのできない「食事」について皆さんと共に考え、広めていきたいと思っています。
地域の思いを込めた「食事」によって、みなさんの心の中に忘れていた「あたたかさ」「豊かさ」が戻ってくるように日本の食文化の再興に、ひたむきに取り組んでまいります。
