終了しました!京王百貨店駅弁大会2022

毎年恒例、日本最大の駅弁大会である京王百貨店新宿本店の駅弁大会が、1月7日から始まり、先日(20日)無事に終了いたしました。 「駅弁ぐるめ」も輸送・実演ともに大いに仕事をさせていただき、また多くのお客様と接した中で、様々なお話をさせていただきました。ありがとうございました。
さて、今年も輸送駅弁販売で、お客様の反応のよかった商品を幾つかご紹介したいと思います。
ただ、商品ごとに仕入れ数が異なるため販売実数で紹介するには無理があるため、完売後のお客様からのリクエストが多いなど、売場で得た反応などを考慮した、肌で感じた気になる商品であることを、予めご招致おきください。

 

 

たかのののどぐろめし 高野商店
後述するコンテナ弁当を除くと、指名買いが最も多かったのが、この「たかのののどぐろめし」。 多くの日で、販売開始1時間ほどで売り切れ。どれほど多くのお客様に完売のお詫びをしたことか・・・。
他にも「のどぐろ」を使用した商品があったので、そちらをご案内しても買われる方は少なく、「のどぐろ」=高野商店の一択状態。
醤油風味のご飯の上に「のどぐろ」の煮干しで取った出汁で味付けした、焼「のどぐろ」をご飯の上に乗せたもので、「のどぐろ」を味わうには一番の駅弁だったのが、好評な理由でしょう。

 

 

飛騨牛しぐれ寿司 金亀館
1週目は輸送、2週目は実演と変則的な販売方法。 しぐれ煮だけでは地味ですが、そこにローストビーフが加わることで、魅力度が大幅にアップ。
パッケージの写真写りもよく、美味しさが十二分に伝わります。 これが、もしステーキになっていたとしたら、ここまで販売力は高まらなかったと思われます。 また「飛騨牛」というところもミソで、「松阪牛」や「但馬牛」など、複数の商品が競合するブランドとは異なり、「飛騨牛」として売り出したところにプレミアム感を感じます。

 

 

 

湖北のおはなし 井筒屋
毎年販売されるのですが、常にコンスタントに売れる駅弁です。 大抵は午前中に完売で、入手のために数日間来られ、やっと買うことができたお客様も。さすがに、こうしたお客様とは顔なじみになってしまい、無事入手された時はこちらも嬉しくなってしまいます。 特に女性の方に人気が高い商品。

 

 

 

 

なにわホルモン焼肉弁当 淡路屋
ホルモン焼きなので仕方はないのですが、匂いがきつく、電車内では食べてほしくない駅弁。
こうした匂いの強い商品が増えると、車内での飲食について、今まで以上に問題化してしまう恐れがあります。 それは今回の本題ではないので横に置き、販売という視点では、よく動いた商品でした。入荷量も他の駅弁と比べてかなり多かったのですが、それにも関わらず早ければ午前中、遅くても13時には完売してしまう勢い。
圧倒的に若い方のお買い上げが多く、大阪出身というお客様に「関東もんは、ホルモン知らんやろ」と、ホルモン焼きについて熱く語られてしまいました。

 

 

JR貨物コンテナ弁当 淡路屋
輸送駅弁で話題ダントツの商品でした。
昨年末の報道発表以来、多くのマスコミで取り上げられたのでバツグンの知名度。さすが淡路屋だけに、この辺の戦略は実にうまい。 日によっては10時開店で、10時14分に完売ということもあり、残っていても11時頃までという売れ行き。 中には1人で8個も買われるお客様がいらっしゃった反面、毎日通って4日目にやっと入手というお客様も。

 

 

 

 

岡山旅めし 三好野
「湖北のおはなし」と同じく、特徴が特に目立つ商品ではないのですが、こちらも午前中には連日完売した商品です。
いいとこ取りのような、多くの御菜を少量ずつ取入れた商品であるだけに、写真写りや見栄えがよく、その辺りが評判に繋がったものと思え、買われるお客様は圧倒的に年輩のご婦人が多いのが特徴でした。

 

 

 

 

銀河一番星 一文字屋
JR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」の運行にあわせて発売された駅弁で、一文字屋の人気駅弁を少しずつ集めたもの。
考えようによっては、一文字屋駅弁入門パックと言えるかも知れません。 この商品に限っては、折れやシワの無い完全品の掛紙を求められるお客様が何人もいらしたのですが、これは恐らくコレクターズ・グッズの一つとして扱われていると思われ、掛紙効果という視点を考えさせられた商品でした。

 

 

武将弁当10種 こばやし、神尾商事、高野商店、丸政、壷屋、松浦、淡路屋、まねき食品、浜吉、松栄軒
当「駅弁ぐるめ」が企画した「武将弁当シリーズ」。 お陰様で予想以上の売れ行きでした。
お客様の中には10種全てを揃えられる方が居る反面、ご贔屓の武将が完売となると、他の武将には目もくれずに帰られる方など、戦国時代愛好家ならではの世界が広がっておりました。
当シリーズを企画するにあたり、調整各社には武将ゆかりの食材情報を提供し、それを取入れていただくなど、通常の駅弁とは異なった仕上がりとしました。
容器は、コスト的に木製は無理なのでプラスチック製としましたが、その上から漆を塗り、側面には各武将の家紋を描くなど、器としても武将にこだわった商品。
武将ごとにバラつきがありましたが、連日、大部分の武将が午前中に完売だったのは、企画者として嬉しい誤算だったと言えましょう。